6月2日は、開港記念日(横浜・長崎)です!
1859年6月2日(陽暦7月1日)に、横浜港が、日米修好通商条約によって、アメリカ、オランダ、ロシア、イギリス、フランスの5カ国すべてに対して開港されることになりました。(同時に、長崎港が、遅れて、新潟港、神戸港なども開港しました。)
なお、条約では、開港の場所が、横浜港ではなく神奈川港に、また、神戸港ではなく兵庫港になっていましたが、日本側の諸事情(セキュリティ上の問題もあって、あえて人口閑散な地にした?)により変更されました。
このことが、諸外国から批判を浴びる羽目に陥りましたが、横浜は神奈川県に、神戸は兵庫県に組み入れる(廃藩置県)ことで、処理(言い訳?)をしました。
一説によれば、横浜県と言っても良かったものを(県庁所在地が県名になっていることが多い)、神奈川県としたのは、このためであったとも言われています。(この頃から、外圧には弱かったのですねぇ・・・)
ただし、もともと何もなかった地で開港したことで、横浜も神戸も外国からの文化を受け入れやすくなり、その後に、モダンな地へと発展して行きました。
一方、長崎港の方は、オランダなどとはすでに交易をしていましたので、この開港によって、特に大きな影響を与えたと言うことは少ないようです。
開港記念日も、長崎では、4月27日としていますので、特にこの日の行事は行われていないようです。
横浜の方は、毎年この日に、色々な行事が行われています。

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